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効率的に物事を考える指南書 人生を変える80対20の法則

世の中の様々な事象は80対20の法則で成り立っている

「会社の売上の80%は20%のプロジェクトが上げている。」例えばの事例ですが同じような事を感じた人は多いのではないでしょうか。
維持管理をしているシステムでは「80%の問い合わせは20%の機能についての問い合わせである。」だとか。
世の中の事象を分析すると偏りなく起きる事はむしろ少なく、何らかの規則性や特徴が発生するというものでそれは大凡80対20になるという法則だそうです。

この法則は何の役に立つのか?

例えば先程、維持管理について例をあげました。効率的に問い合わせ発生件数を減らすためにはどのようにすればよいでしょうか?
過去の問い合わせから特に多い内容について対策を打てば対策を打つ時間を掛けずに効果を上げることが出来ますよね。
そういった考え方を習慣づける大切さをこの本では学ぶことが出来ます。

学校のテストなどでも同じですよね。ただテスト出題範囲が教科書のXXページからYYページだとして、満遍なく勉強するには時間がかなり必要になります。ですが過去の問題の傾向から「テストの80%は20%の範囲から出ている」という傾向がつかめたらどうでしょうか?
赤点を免れるために勉強するという事であればこの20%の範囲を勉強しておけばパスすることが出来るはずです。

とりあえず実施する前に一呼吸置く

この法則で重要なところは、作業に着手する前に一呼吸置くというところだと思います。
一呼吸を置くというのは分析をするというだけではなく、構成を考えたりという事も入ります。

先日システムアーキテクトの試験を受け、午後の小論文を書きました。3000字ほどの論文を15分ほど時間は余らせて書き終えました。
ですが、あまり満足行く出来ではありませんでした。この時もう少し構成を練ってから着手すればよかったなと思ってます。
こういった体験からも本書に書かれている事は非常に共感するところは多かったです。
「当たり前」と仰る方もいらっしゃるかも知れませんが、普段自分の普段思っている事を具現化してくれているという点でもも本を読む事は重要だと思います。

この本は私の読んだ本の中で良かったと思う20%の本に入ると思うし、ぜひ効率的な生き方をしたいと考えている方には読んで欲しい本です。
ちなみにマンガ版もあるようなので、活字はちょっとという方はこちらを見てみるのも良いかも知れません。

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